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カクヨムが文学家を育てることができれば出版は変わる

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どうも、星川(@Soh_RundabanSP)です。

 

KADOKAWAとはてなが手がける新しいサービス「カクヨム」が話題ですね。

誰でも小説を投稿できるサイトです。

 

ぼくあんまり小説は読まない方なのですが、このサービスにはネットのテキスト文化を変える可能性があるのではないかと思いました。

 

ワイドショー化するネットのテキスト

インターネットにおいて評価の指標になるのは「PV(ページビュー)」です。

そのページが何回読まれたかが重要なんですね。

 

GoogleもTwitterやFacebookなどのSNSも、そしてはてなブックマークも基本的には「今読まれているページがさらに読まれる機能」を持っています。

プラットフォームがPVを価値としている以上、書き手はそのプラットフォームに評価されるように最適化されます。

 

結果的にヘイト的な内容のテキストが人気を集めます。

炎上をあえておこし、マネタイズをする「炎上マーケティング」も日常茶飯事です。

例えばテレビを見ているとわかるのですが、とりあげるネットの話題は「○○が炎上した!」などと、ある種ワイドショー的エンターテイメントが多い。

あとは今だったら猫の動画ですかね?

 

こうした消費的なコンテンツがネット上では幅をきかせています。

それはそれでまったく構わないわけですが、芸術性の高いコンテンツを守る流れもあって良いと思います。

 

「滞在時間」をチェックする「カクヨム」

カクヨムにもランキング機能があり、そこの上位に入れば人気を集めることができるでしょう。

ランキングの評価基準は単純なPVだけではないそうです。

カクヨムにもはてなブログにもあるような「スター」という「この小説みたよ!」と作者にお知らせする機能があります。

このスターも読者がちゃんと読んだのかどうか、滞在時間を計測して判断するそうです。

もう1点は、不正な評価の排除についてです。 カクヨムでは、小説を実際に読んでから評価をしているか、という点を、閲覧記録をはじめとした様々なデータから分析しております。 その動向と照らし合わせ、明らかに小説を読んでいないと判断されるスターについては、評価の対象から外しております。 また、残念ながらそういった行動が目立つユーザーについては、アカウントの一時停止や削除などの処分をさせていただくこともございますので、ご注意ください。

引用元:今後のカクヨムの予定 - カクヨムブログ

これによりスパム的な運用を制御する働きを期待しているようです。

 

逆に言うと、作者には長文を読ませる文章力が必要でしょう。

 

カクヨムから芥川賞作家を

ぼく自身、そんな出版業界に明るくないのですが普通、小説家と言うと出版社に作品をもちこみしてキャリアをスタートさせるのが普通ではないでしょうか?

 

しかし、出版不況も叫ばれる昨今において出版社が才能ある書き手を支えるパトロン的機能をはたしづらくなっているのは想像に難しくありません。

 

これは一足早く不況の波がおとずれた音楽業界と似ています。

音楽業界では音楽出版社の売り上げが下がると共に、「メジャーデビューしても生活できないアーティスト」が続出しました。

 

しかし最近ではアーティストが独立、ビジネスをダウンサイズすることで音楽で生計を立てることに成功した事例がいくつも聞かれます。

そして、そんなアーティストがうまく利用しているのがネットなんでよね。

音楽の世界では「とにもかくにもPVを集める!」というマーケティングから、「より好みが合いそうな人へアプローチする」マーケティングに変わってきていると感じます。

そしてそれができるのがネットの強みですよね。

海外ではそうした独立的な活動するアーティストが優れた作品としてグラミー賞などで評価されることも多くなってきました。

 

この流れがテキストの世界でも起こるとよいのではないかと思います。

 

今までのネットにおけるテキストの世界には多様性がなかったようです。

ドワンゴ川上会長の著書『鈴木さんにも分かるネットの未来』によれば、ある小説投稿サイトでは「異世界転生もの」と言われる内容の作品がランキング上位に名を連ねる傾向がある、とあります。

やはりプラットフォーム側が意図して、作品の多様性を担保させるような仕様にしなければ多様な作品を育む土壌は生まれてこないのだと思います。

 

まとめると

  1. インターネットはそもそも多様性を表現できる場所。
  2. しかしプラットフォームが多様性を担保しなければ作品が日の目をみることはない。
  3. 「カクヨム」はネットにおけるテキストの多様性を広げようとしているように見える。

 

カクヨムで人気のでた作家が最終的に芥川賞などの文学賞を受賞する。

それができれば出版業界に一石を投じる、革命的な出来事になるのではないでしょうか?

 

前述のとおり、あらゆる分野において企業が全面的にクリエーターを支えることが難しくなってくる社会です。

今まで企業が担っていたコンテンツを育てる役割をネットが代替することを期待します。

それはむしろ今まで埋もれた多くの才能が世に出て活躍する可能性もあるのではないでしょうか?

 

多くの優れたコンテンツに感動させられ、楽しませられる社会。

もっともっとそんな世の中になっていったら良いな~と思います。

 

 

 

以上、バンドマンがお送りしました!

 

 

 

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