馴染の喫茶店でマスターと話していたら、おもしろい情報をゲットしたのでみなさんにも共有です!

こんなライフスタイル、憧れるな~。

 

チャンス

沖縄でパーラーを営むながら、音楽活動をするJUJUMOさん

沖縄でParlour de jujumoを営む、誠さん、えりなさんご夫婦。

なんとお2人は音楽ユニット「jujumo」としても活動しているそうです!

「パーラー・ド・ジュジュモ」はご夫婦で経営されているんですが、
なんとお二人は、「jujumo」というアーティスト名で、
音楽活動もされているんです。
最近も那覇市で大きな音楽イベントを主催され、
7月にはカバーアルバムの新譜「utatane」が発売されるそうですよ。

平日は 13 時までで閉店。
午後は音楽活動をされてるそうです。
土日祝祭日は 11:00 ~ 16:00 までの営業。
定休日は無いそうですが、
音楽イベントなどでパーラーを閉めることもあるので、
電話かblogで営業を確認して下さいね。

引用元:豊見城で朝ごはんを食べるなら「パーラー・ド・ジュジュモ」こだわりの県産野菜のメニューはヴィーガンの方にもオススメ!|てぃーだニュース

※太字は星川によるもの

朝は手仕事、午後から音楽とか最高じゃないですか!

素朴で創造的。

 

こんなアーティスティックな生き方は憧れるな~。

「仕事しながら音楽」という道を模索してきたこのブログにとってはまさにロールモデルになる方々。

 

まず飲食店の方が素敵なんですよねぇ。

酵素玄米を使ったカレーが名物だそう。

最近にわかに流行ってますよね?酵素玄米。

でも、流行りにのってるわけじゃなく、地に足がついた感じがする。

おばあちゃんの家庭菜園で作られたという無農薬野菜を使ったベジバーガー人気だそうです。

 

元々、パーラーを始めたのは偶然の出会いがあったから。

店を出すきっかけとなったのは、このパーラーとの出逢いだった。

「知り合いの持ち物だったのですが、当時は物置きのようになっていました。
でもすごく可愛らしい形だったし、持ち主が譲ってくれるとおっしゃったので、頂くことにしたんです」

料理上手な誠さんは、それまでもイベント等でカレーを作ったことがあり、「おいしい」と好評を得ていた。

「お酒も作れるし、いつか店をやってもいいなーと考えたことはありました。具体的に計画していたわけではなかったのですが、パーラーを譲っていただける話や、実家の駐車場の幅とパーラーのサイズがピッタリ合ったことなど諸々の条件がうまく重なって、店を出せる環境が整ったんです」

譲り受けたパーラーを豊見城市の「数珠森(じゅずのもり)」の麓にあるえりなさんの実家へと運び、駐車場に設置。自身の手で改装し、2013年3月にオープンさせた。

引用元:Parlour de jujumo(パーラー・ド・ジュジュモ)ベジバーガーやカレーをドライブスルー感覚で。出勤前の一杯も。 – CALEND-OKINAWA(カレンド沖縄)

ですから、憧れたとしても同じようなライフスタイルを実現させるのは難しいかもしれません。

でも、決して不可能じゃないですよね。

 

今の時代、音楽活動はどこでもできるのではないかな、と思います。

音楽配信は自宅のPCから簡単にできるし、DTMで音楽制作をする人もどんどん増えています。

関連記事:iTUNESやApple Musicで音楽を配信するには?6つの方法をまとめてみた

 

実際、見ず知らずのブロガーがこうやってJUJUMOさんを紹介しているわけですからね(笑)

良い意味で、いつ何が起こるか分からないおもしろさがあります。

その上で、田舎の食や文化の豊かさ。

 

余っている空間を利用することは、ミュージシャンとして持続的に音楽活動をする上では理にかなっていると思います。

JUJUMOさんは三人のお子さんがいるそうで、ミュージシャンとして、また人生の先輩として素晴らしいロールモデルだなぁと思いました。

 

音楽もオーガニックな感じで素敵です!

www.youtube.com

JUJUMOの誠さんにメールインタビューしてみた!

こんな素敵なJUJUMOさん。

もう気になってしょうがなかったので、思い切ってメールでコンタクトをとってみました!

沖縄のこと、音楽のこと、開業のこと…。

 

根掘り葉掘り質問したころ、なんと快く返事を下さったのです!

その内容を全文掲載いたします。

 

ぜひ参考にしてね!

①パーラー(飲食業)と音楽を両立させるコツはありますか?また心がけていることはありますか?

東京では多くのミュージシャン/バンドマンが、満足な音楽活動に没頭できず、アルバイトに忙殺される日々が続いています。
音楽活動を続けるためにも安定した収入と暮らしは欠かせません。
飲食店の経営、生活のやりくり。音楽活動をやるために、どのように生活基盤を安定させているかを伺いたいです。

バーテンダーを10年やっていて、接客業は天職の一つだと思っています。
その上であくまで飲食をサブと捉えていて、音楽で収入を得る、増やす事を考えていくようにしていないといけないかなと思います。
なのでツアーなどを組む時にはお休みします。
あとはPAとしての仕事も、イベントほかウェディング関連も割と多く請けています。
有志が集うイベントは予算も少ない時が多いけれど、ウェディングはきちんと予算がある事がほとんどなので、一つの柱になりますね。
CM音楽、テレビ番組の音楽制作などもちょくちょく請けています。
というように、音楽&音響&音楽制作&店というカンジでしょうか。
どれかが不振になっても他でリカバリー出来るのは、フリーランスとしての保険としてもかなり大きいかなと思います。
そして、どのつながりからでも別のラインの仕事が来る可能性もあるのが、面白いところなので、それぞれのクオリティを上げる、またはクオリティの高い仕事ができる事だけをやる、というのがオススメかもしれません。

はは~、なるほど!

一口に「音楽」と言っても色んなタイプの仕事があるんですね。

個々の仕事がまた別の仕事に影響しあうと。

これは最近盛んに言われている「複業」の強みだと思います!

②子育てと仕事の両立のコツや気をつけていることはありますか?

お子さんが三人いらっしゃるのを、ブログを拝見しまして知りました。
子育てと仕事、音楽との3つ両立させるのは大変難しいと思います。
ぼく自身、30歳になり、将来の悩みの1つです…。
同じくお子さんをお持ちのミュージシャンへのアドバイスをお願いします!

パーラーは定休日なしで、別の仕事が入った時にお休みするスタイルなので実は完全なお休みが無いに等しいです。
でも、子供と遊べる、一緒に学べる期間はあまり多く無い事を感じたので子供達が小さい間は週末どちらかお休みを設けようかと思っているところです。
県外海外にライブしに行く時にも今の所すべて子供連れで行っています。
僕自身が小さいころ香港に住んでいて、感覚の多くを養った気がしているので、なるべく色々な場所、生活、人々が在ることを知ってもらいたいですね。
さすがに3人は色々大変ですが…妻のお母さんも一緒に廻ったり、家族旅行として楽しんでる面も大ですね。
その旅の先で得るものが、より仕事&金銭的に還元されてくるようにプラン中です☆

なんと…!

全てツアーは子連れとな!

すごいエネルギーですね~。

もちろん、おばあちゃんの手助けがあってこそなんでしょうね。

家族や地域に相互扶助の関係が残っているのも地方の強みな気がします。

願わくば「子どもと一緒に働く」「子どもと一緒に移動する」が当たり前の世の中になってほしいものです。

③沖縄の生活事情

①②とも関連していますが、沖縄の生活事情についてもお聞きしたいです。
沖縄だから良かった。
沖縄だから大変。
様々な条件が「音楽と仕事の両立」に対してメリットになったり、デメリットになったりすると思います。
「音楽活動」という観点で沖縄の生活はどうですか?

空港に近く、そこからアジア各国に近いのが沖縄(&今の住まい)の最大のメリット。
家賃は東京に比べたら安くて広い物件が多いので、スタイルによりますが僕にとっては移住するときの大きなポイントでした。
現在は妻の両親と二世帯住宅なので、さらに助かっています。
普段もライブなどの時も子供達の面倒を見てもらえるのともらえないのでは全然違います。
家族親戚の繋がりの強い沖縄だからこそのメリットも沢山ありますね。
車は必須!
でも東京に住んでいた時に車を持って家賃の安いエリアに住めば現在に近い事ができた可能性もあるので、沖縄に限らず?もっと早く気づけば色々違ったかも。
その人のカタチ次第ですが。
クオリティの高いものをやっていれば自ずと繋がってくるのが沖縄のサイズ感がちょうど良いところかな。
イベントごとも多いし、どこかで誰かと繋がります。

デメリットは…僕としたらほとんど無いです。
なので今後短期的に移動する事があっても、基本は生涯沖縄のココ数珠森が拠点ですね。
そう感じていたので、引越しなどが決まる半年ほど前に入籍した時、本籍も数珠森にしちゃったんです。

経済的なことを言うと、今後数年は沖縄は安泰な感じがしますね~。

  1. 東南アジア諸国が現在の中国のように発展をとげる
  2. 沖縄は日本でも子どもが増えている

という2点を鑑みれば音楽はじめエンタメ事業も仕事が多そうです。

そもそも音楽好きな県民性もありますよね。

④飲食店を開業するうえで、勉強・準備したことなどはありますか?

バーテンダーとしての経験があったということですが、自分のお店を持つうえで勉強したことなどがあれば教えて下さい。
合わせて、開業に至った経緯も教えて下さい。
ぜひパーラージュジュモのようなをお店を開業したいという方にアドバイスを!

食品衛生責任者が必要なのは知っていたので、沖縄に移ってから妻に取っておいてもらいました。
そしたらしばらくしてあの建物(?)との出会いがあったので、準備して無理せず待つのが良いかもしれません。
開業資金は多くは無いですよ。
でも自前で内外装するのに、音楽の仕事もあり試行錯誤しながら4ヶ月ほどかかってしまった。
なので、その間を持たせられる事も念頭に。
あとはカンバンになる、自分が胸を張って提供できるメニューを育てられるかどうか。
結局音楽やその他の作品と一緒で、自分の手から産み出されるものに自負を持てないと永くできないし、やる意味も無いかと思うので。
そもそもの話になるけれど、自分自身の持っているもの、好きなモノ&コトをよく見極めていけば道が見えるのではないかと思います。

「結局、音楽と同じ」という言葉が刺さりますねぇ。

JUJUMOさんは「音楽を続けるためにしかたなく飲食をやる」ではなく、音楽と同じぐらい心から飲食業も愛しているのですね。

 

たしかにどうせ開業するなら楽しいことをやりたい。

否、楽しいことじゃないと通用しない世の中だと思います。

 

さて、インタビューは以上です。

丁寧に答えて下さってホント感謝です!

 

ミュージシャンにも色んな生き方があるんだなぁと多くの人に知ってもらえたらうれしいですね!

jujumoさんのホームページはこちら↓。

気になった方はぜひをご覧ください!

⇒jujumo Official Homepage

 

 

その他の音楽と両立できる仕事はこちらにまとめてあります。

ぜひ合わせて参考にしてみて下さい。

合わせて読みたい【実例】音楽活動と仕事を両立させる具体的な方法!仕事しながらバンドマン