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自分らしく生きることをベニシアさんから学ぼう【猫のしっぽ カエルの手】

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どうも、星川(@Soh_RundabanSP)です。

 

NHK Eテレで放送中の「猫のしっぽ カエルの手」はご存知ですか?

 

ハーブ研究家のベニシア・スタンリースミスさんの京都・大原での生活を追ったドキュメント風の番組です。

 

里山での暮らしを綴る「猫のしっぽ カエルの手」

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京都・大原。山里の美しい四季の移ろいの中で、ゆったり営まれる手づくり暮らしを詩的映像で綴る、ちょっとおしゃれなエコ・ライフスタイル番組。

引用元:猫のしっぽ カエルの手 - NHK

 おしゃれなのかはわからないんですけど(笑)、とっても良い番組だなぁと思ってぼんやり見ていました。

 

里山がある田舎の古民家で暮らすベニシアさん。

庭でハーブを育てながら、色んなものを手作りしながら暮らしているそうです。

 

だいたい料理が紹介されるんですが、家庭菜園でとれた生姜を使ったジンジャーシロップやトマトケチャップなどなんとも美味しそう。

 

ぼく、最近自炊するんですがそれで気づいたことがあります。

それは「自炊すると太らない」ということ。

出来合いの食品や、調味料って思ったより味が濃いんだなぁ…。

 

で、味が濃いとどうなるか?というと、白飯をいっぱい食べちゃうという(笑)

結果的に炭水化物をとりすぎて、太るし、眠くなるし、集中力でないし、消化も悪いしで良いことないんですよね。

 

ベニシアさんの暮らしはそんなことなさそうだ…。

 

なにも「添加物絶対No!」なんて言うつもりもないんですが、スピードばっかり求めて体をむしばむのは、なんだか滑稽だなぁと。

 

余談ですが、最近「ライフシフト」という本を読んでいます。

 

ご覧のように副題は「100年時代の人生戦略」。

なんと1986年生まれのぼくの世代ですら、50%以上は98歳まで生きるそうです。

人生が長く、情報やテクノロジーにあふれた社会では「スピード」の価値は一方で極限まで高まりつつも、他方では「マイペース」にたいする価値が高まると考えます。

 

例えば、音楽の世界でもレコードやテープが復権しているのは、スピードや便利さに対する反動だと思うんですよね。

 

しかし「マイペース」とはなかなか難しい。

まだまだ人生を立ち止まることへの罪悪感がはびこる社会です。

またその方法も広く社会で共有されているとは言い難い。

 

ベニシアさんの暮らしはマイペースとは何か?を探る一つのヒントになると感じました。

 

本でベニシアさんの暮らしをのぞいて見よう

がぜんベニシアさんの暮らしが気になってきたので本を購入してみました。

 

ベニシアさん自ら綴ったコラムをまとめたものです。

時折、ハーブに関する知識を織り交ぜながら、自らの人生哲学を語った内容です。

 

特に「自分に適した仕事を作り上げていく」という項が印象に残りました。

ここ数年、景気はますます悪くなり、職場を解雇されたり、就職できない人が増えています。

有名な大学を卒業して、有名な会社に入れば安定した生活が終身保障されるという時代はもう過ぎ去ったのかもしれません。

時代をになっていく若者は、先行き不安なこの時代に何を信じ、どう生きていけばいいのでしょうか。

前向きで創造的に生きている若者が大原にいます。

「みつる工芸」という染色工房をやっている安井武史さん(二十九歳)と将司さん「二十六歳」です。

 

中略

 

兄弟の二人ともサーフィンが大好きです。

サーフィンを続けるうえで今の生活は好都合です。

仕事の予定を自分で調整できるので、波の状態がいいだろうと予想される日に波乗りに出かけることもできるからです。

とはいえ、波にのってみるまで、波が良いか悪いかは分からないそうです。

染色は太陽や風といった自然条件や染料の状態などで、異なる結果が表れるそうです。

そういった不確定な要素がおもしろいということですが、サーフィンも同じだそうです。

二人は海を眺め、波を感じ、きっと心の栄養をたくさん得ているのでしょう。

彼らは今の生活に満ち足りており、大原にずっと住みたいと言います。

自分に適した仕事を自分で作りあげ、やりたことを実現させて楽しんでいる、そんな彼らの生き方を応援したいと思います。

紹介されている2人のような満足度の高い人生を送れる人はいったいどのくらいいるのでしょうか?

後述した『ライフシフト』 では、学校、就職、隠居という3ステージ制の人生をただ間延びさせるだけでは100年時代に適さないと言います。

人生に適時、学びと休息の期間を設けるマルチステージの人生が必要だと。

 

ベニシアさんの暮らしはマルチステージ制の人生を考えると、1つの選択肢になると思います。

何も一生スローライフでなくても良いんです。

しかし、ペースを落とすことで得られる時間とは言い換えれば「可能性」です。

可能性をいかに活かしていくかが、マルチステージにおいて重要なんですね。

 

ベニシアさんの暮らしは「スローライフ」「オーガニック」「半農半x」「ローカリズム」など様々な切り口で語ることができるでしょう。

とは言え、この本を読んでみて思ったのは「考えるより感じる本」だな、ということ。

大原の澄み切った空気がそこにあるような心地よさが文章にあります。

 

コーヒーを淹れて、窓を開けて空気を入れ替えてから、ゆっくりページをめくる。

本そのものに癒しが宿った、ただ読むだけでスローな気分になれる本ですよ。

 

普段忙しすぎて、我を見失った人におすすめです(笑)

 

 

ぜひ読んでみて下さい。

 

 

それでは!

 

 

ところで俺、まちがってねぇよな?