ミッシェルガンエレファントのアルバムで最高傑作は「ギアブル-ズ」だという人は多いと思います。

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僕はこのアルバムがないとうまく生きていける気がしません。

こんなに気合の入ったレコードは他にないからです。

 

特に「G.W.D」

リフは不協和音だし、すごく単純な構成なのに2コーラス目からむしろドライブしていくという異常自体。

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チャンス

アベフトシのカッコよさが爆発してる

ミッシェルの異常なグルーブの肝はアベフトシさんのギターにあります。

アベフトシさんのプレースタイルはかなり珍しい。

 

希少価値が高いんです。

ギアブルーズでは特に「Dog Way」を聞いてみてください。

 

あんなカッティング誰も弾けない…。

「ギアブルーズ」では思いきってそのアベフトシさんのプレイスタイルに全員が寄っていった、という印象があります。

 

結果、バンド全体が類稀なオリジナリティを獲得することになります。

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メジャーレーベルからリリースされた奇跡

音も劇的に変わります。

それはまでのアルバムに比べるとローファイ。

 

単純に「メジャーっぽくない」と言っていいと思います。

だからこそ一発録りの良さが全面に出て、前述した気合とグルーブを封じ込めることに成功しました。

当時のバンドの熱量の高さが伺えます。

 

そして、その方向性に舵を切った当時のスタッフの判断。

敬意を表します。

英断だったと思います。

 

「売れる」ことを考えたらもっと安易な着地点があったはず。

このアルバムがメジャーレーベルからリリースされたのは奇跡だと思います。

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悲しいときに聞きたくなるのはなぜだろう?

僕はつらいとき、悲しいことがあった時に聞いています。

別に人を励ますような歌詞はないのになぜだろう?

 

ただ激しく生きている人間のエネルギーを感じたいだけなのかもしれません。

歴史に残る名盤ですので、ぜひぜひ聞いてみてください。