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「軟着陸」の意味とは?佐々木俊尚さんの著書『21世紀の自由論』を解説

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どうも、星川(@Soh_RundabanSP)です。

 

佐々木俊尚さんの近著「21世紀の自由論」を読みました。

僕は佐々木さんのファンで何冊か著書を読んでいます。

本書はその中でも特に面白く「リアリティを追求した未来予測」と言える内容です。

まず、冒頭は1つの問いかけから始まります。

「生存は保障されていないが、自由」と「自由ではないが、生存は保障されている」のどちらを選択するか。

これはまさに社会の命題とも言える問いではないでしょうか。

この命題を考える上で、本書ではまず日本の「リベラル」という政治的立ち位置の異質さを解説します。

次に現代の「保守」についての考察が入る。

そして次に、欧米古来のリベラリズムさえも崩壊しつつあることを解説します。

最後はそれらを受けて「政治的、社会的思想が根底から作り直される時代に適応する生き方」を考える内容です。

政治概念や社会のあり方が再構築されていき、最終的にはどのような社会があらわれるか?

長期的な未来予測を本書では以下のようにまとめています。

国民国家の領域を超越して、少数精鋭でつくられるグローバル企業と、それらのグローバル企業が展開する生産や消費、サービスなどのさまざまなプラットフォーム、そしてその上で流動的に生きる個人という三位一体が、次の世界の要素として成立していくことになるだろう。

今はその未来へ向けての移行期だと。

移行期においては様々な弊害が生まれることが予測されますから政府、企業、個人にとっても対応が必要だということ。

そのための緩やかで適切な対応を「軟着陸」という言葉で表現されていたのが印象に残りました。

本書での未来予測を受けて、では今後、個人や企業ができる「軟着陸とはなにか?」

「21世紀の自由論」の内容を推し進めてをここでは考えてみたいと思います。


①個人ができる軟着陸とは?

グローバル企業が作るプラットフォームの上で、個人が流動する社会。
その世の中においては「如何に滑らかにストレスなく流動するか」が軟着陸に向けての重要な方法になってきます。

そこでヒントになるのが同じく佐々木俊尚さんの著書「自分でつくるセーフティネット」です。

古来の田舎的コミュニティでもなく、はたまたリベラリズムが行き過ぎた自由でもない、あたらしいカタチのコミュニティを自ら作ってみようと。

それはSNSといった新しいテクノロジーをベースとしたコミュニティです。

具体的な方法論が「自ら情報発信すること」です。
ツイッターやフェイスブック、ブログなどを利用してい自ら情報を発信していくのです。
自らの趣味趣向、主義主張を発信することにより同じタイプの人たちと繋がれる可能性を持つことができます。

そして、そこで得た複数のコミュニティがセーフティネットとしても機能すると。

これは佐々木さん自身が主にツイッターでコミュニティをつくり、実践されていることからも説得力があります。

 

②企業ができる軟着陸とは?

しかし、個人レベルでコミュニティを作り、渡り歩くのが唯一の正解ではないとも思います。
「自分でつくるセーフティネット」はともすれば、「フリーランス礼賛主義」になってしまいそうですが、実際は世界60億人がフリーランスとして生きることなどできないわけです。

現実的に社会を「軟着陸」させるためには企業のアップデートも必要不可欠です。

そこで僕が注目しているのが企業家の家入一真さんの新しく立ち上げたビジネスの「LEAN」です。

「LEAN」は「採用」に関するWEBツールですが、それを導入することにより企業と個人のミスマッチを是正できる可能性があるということです。

これは新しい社会の「流動性」を担保する上で非常に重要なテクノロジーでありビジネスです。

企業も流動的な社会を前提とするならばまず、考えなければいけないのが「採用」だと思います。

それを手助けするのが「LEAN」だと。

その他にも先進的な企業では「専業禁止」や「在宅勤務」を推し進める会社もあったりして、それもまた「軟着陸」の1つではないかと思います。


まとめ

とはいえ、前時代から考えると相対的には「個人の力」が増大していく社会になることは間違いありません。

日本ではまだまだFacebookなどのSNSの本質的な意義は理解されていないように思います。

今日からは愚痴をこぼすラクガキだと思わずに、情報発信のツールとして使ってみてはどうでしょうか?

会社でも家庭でもない第3のコミュニティが人生の手助けとなる可能性は大いにあります。

やさしいリアリズムのもと、緩やかな「軟着陸」のために今日からできることは「誰かの役に立つように自ら情報を発信していくこと」かもしれませんね。

以上、バンドマンがお送りしました!

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