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『きれいな血』

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ライブ物販と公式ウェブショップのみで購入可能の限定版を買いました!

通常版は7月発売ということでまだ、ファンの方でもまだ聞いていない方もいると思います。

今日は聞くのが楽しみになるように心がけてレビューを書いてみようと思います!

ますます、楽しみが広がってくれればいいなと思います。

①ひょっとして

一曲目はすでにMVで発表されています。

www.youtube.com

これについては思わず勢いで書いた記事があるのでそちらを見てもらえるといいかも。

 

壮大なスケールで始まるアルバムに期待が上がります。

②Freeze Market

聴きドコロはギターのリフ(というかバッキングというか)ですね。

曲の全編とうして鳴っているギターフレーズなんですが、これ、なんという奏法なんだろう?

ミュートと開放を織り交ぜた難しそうな弾き方です・・・・。

ベンジーのギターの歌心は本当にすごい。

日本一だと思います。

③LADY NEDY

こちらもMVが公開中!

www.youtube.com

8ビートのアップテンポで盛り上げる唯一の曲ですね。

めちゃくちゃカッコいいベースの音作りだと思います。

アバンギャルドな雰囲気は前作『Stripe Panther』からの影響も感じられます。

しかし、3:10くらいのギターのフレーズすごいな~。

オリジナリティがヤバイっす。

④Now,I'm Here

個人的に一番お気に入りの曲。

もう「外人じゃん!?」と言いたくなるほど洗練されたロックです。

そして、キーボードの福士さんがメインヴォーカルをつとめているところがポイント。

3:11あたりからの展開は「見事!!」の一言。

すごいCOOLな展開です。

余談ですが、こういう歌詞の使い方で女性ヴォーカルだと思わずラブサイケデリコを連想してしまします。

まぁ、日本人離れしているという面では共通しているかも。

⑤きれいな血

ここで表題曲が登場。

「Now,I'm Here」とうって変わって日本人らしいマイナー感のあるメロディが特徴の曲ですね。

そして、やはり詩のパワーが活きるのはこういった曲ではないかと思います。

お前は静かにそばに座って

心を救ってくれようとするさ

なんていう一節はベンジーの才能の凄さを物語っている気がします。

表題曲らしい重要なテーマをもった重厚感のある曲だなぁと思いました。

⑤Massive Hooligan

ここでインストの曲。

この曲順でインストをおいたのはさすがだな~。

メッセージ性の強い表題曲から、一転リラックスしたインスト。

そして、この後なんとベンジーが作詞作曲ではない楽曲が2つ続くのでよい「切り替え」の効果がある。

これはシャーベッツならではの静かでゆっくりした曲ながらも激しさもある。

ベンジーのギターという「歌」を聞くのはもちろん、シャーベッツのインストの聴きドコロは「リズム隊アンサンブルとアレンジ」です。

本当に過不足なく、完璧なリズムアレンジなんですよね。

なんか毎回、感心しちゃいます。

⑥ミツバチ

作詞がドラムの外村さん。

作曲がベンジー、福士さん、外村さんの連名になっている曲です。

まず福士さんの伸びやかなコーラスが印象的。

あと、個人的に2回目のAメロのサイドで鳴っているアコギがツボ!

リズミカルで気持ちいメロディのアコギがさりげなく。

歌に関しては、最近の中では珍しくキーが高い気がします。

後半の展開はまさにシャーベッツならではアツい展開です。

スローなテンポな曲でも、パンクロック的な熱量を表現できるのがシャーベッツの凄さです。

⑦She

福士さん作詞作曲、ヴォーカルの曲。

⑥ミツバチとこの⑦Sheが今までのシャーベッツのアルバムと違う最大のポイントであることは言うまでもないのですが、それ故にこの2曲がアルバムのハイライトと言っていいでしょう。

すごく爽やかな楽曲で、ホント個人のイメージなんですがジブリ映画のエンディングテーマとかに使われて欲しいような感じがしました。

詩を読むと「福士さんていい人だな~」ってなんか癒されました。(笑)

⑧ワナフィー

ここからまた切り替わって少しコミカルな楽曲が続きます。

この詩の世界観。

ベンジーならではのストーリーが展開されていきます。

「池尻」って地名を歌えるのはベンジーだけですね。(笑)

「ワナフィー」のリフレイン、「フィーワナ」って遊び心。

とても楽しい曲です。

⑨Blue Lagoon

こちらも世界観の濃い楽曲。

なにかオドロオドロシイ、キーボードのフレーズから始まる不気味な雰囲気。

3連符のリズムに引き込まれそうな中毒性のある曲です。

⑩Snow Night Party

また、いきなり楽しい曲登場(笑)

⑨と⑩の色彩のコントラスト(blue⇔snow)が激しい。

ですが、それがまた魅力でいろんな所に旅する感覚になれるんですよ。

ベンジーのキラキラしたフレーズもすばしいのですが、イントロの福士さんのキーボードもイイ!

福士さんがつくるフレーズってなにかRPGのゲーム音楽みたいな印象を持ちます。

⑪New Ruby Tuesday

漫画や本を読んだ後の気持ちを「読後感」なんていいますけども、全員の演奏が軽やかで気持ちいいこの曲が最後にあることで心地よい「聴語感」に包まれます。

窓からさよならって 胸の中で言ったことあるなんてセンスいいね

別れはいつも そんな感じ

なんて歌詞、まさにアルバムの最後を飾るのにふさわしいです。

一日の最後、このアルバムを聞いて一日を終わりたい。

そして、胸の中でさよならを言う。

そしたら本当にNew Ruby Tuesdayがやってくるかも。

そんな風に希望をもらえる曲です。

まとめ

ベンジーのソロプロジェクトとしてはじまったシャーベッツですけども、9作目にして外村さん、福士さんの楽曲がアルバムに組み込まれました。

今更ながら単なるソロプロジェクトでなく「バンド」なんだと強く印象づける作品になっていると思います。

そのことがさらに次回作への期待を膨らませます。

なんせ、まだベースの仲田さんの楽曲は発表されてませんし・・・・。

まだまだ新しい展開がありそうなシャーベッツです。

本当に行き長く続いて欲しい大ファンのロックバンドです。

LATE SHOW -EARLY SHERBETS NIGHT-

シャーベッツの歴史を振り返るライブイベント『LATE SHOW』

今回の「きれいな血」の初回限定版には下北沢GARDENで行われたライブの模様が収録されたDVDがついてきます。

SIBERIA、AURORA、Vietnam1964の楽曲から演奏されました。

結構、初期のライブDVDやCDに収録されたアレンジと違っていて、大胆にギターソロがカットされていたり、「歴史を振り返る」イベントながら現在進行形のシャーベッツが聞けます。

「勝手にしやがれ」がアコギでなく、そのままグレッチで弾いていたのが印象的だったなぁ。

あのやさしいフィーリングはいったいどこからくるのだろう?

ギタリストベンジーの凄さがガン!と迫ります。

お茶目なMCも何気に収録されていて、ファンにはたまらない!ってやつです。

あと相変わらずファンのみなさんの声援がおもしろい。(笑)

初期の楽曲はライブ栄えするアップテンポの曲も多くて、今尚シャーベッツのライブではお馴染みの重要な楽曲も多いです。

絶賛ツアー中のシャーベッツですが予習にもぴったりですね!

限定版付属のグッズも紹介

シャーベッツのニューアルバム『きれいな血』の初回限定版を購入するとグッズがついてきます。

シャーベッツきれいな血

その名も「カッコいいキーホルダー」

きれいな血の特典

実物をゲット!

う~ん、たしかにカッコいい・・・・

きれいな血特典「かっこいいキーホルダー」

どこから・・・・

きれいな血特典「かっこいいキーホルダー」

どうみても・・・・

きれいな血特典「かっこいいキーホルダー」

カッコいい!!

ちなみにリングをつけるところは猫の尻尾の部分であってます?笑↓

きれいな血特典「かっこいいキーホルダー」

コースターもついてた!

きれいな血特典コースター

今、公式ウェブショップから買うとついてくるそうです。

※通常三枚1セットだが、「きれいな血」の購入に限って一枚。

「歌って踊ろう あなたと平和な世界のために」

小粋なメッセージが書いてます。

グッズも盛りだくさんの初回限定版でした。

こちらの記事もどうぞ!

www.shellbys.com

www.shellbys.com

www.shellbys.com