ロックバンドにキャッチフレーズは必要?

 

必要ですよねぇ。

ツイッターなどのSNSをはじめとしたWEB上の媒体ではコンテンツ(文章、音楽、動画)がどんどん短くなっています。

少ない量で如何に効果的にファンに訴求するか?

 

印象的なキャッチフレーズを持っているか、持っていないかでチャンスを掴む量は増減するでしょう。

今日は、そんな時代を生き抜くに必要なすばらしいキャッチフレーズを持ったバンドを紹介してみます。

 

チャンス

①恋愛至上主義音楽集団

「THEラブ人間」

もうこれだけで何を伝えたいか、そのメッセージ性がスッと入ってきますね。

おそらく好き嫌いが分かれるところだと思いますが、それがかえって良い販促効果を生んでいます。

 

この「わかりやすさ」が重要で、キャッチフレーズだけを見て聴くことをやめてしまうユーザーはきっと音楽を聞いてもファンになってくれる可能性は低い。

しかし、好きな人は好きで、よりコアファンにリーチするには効果的なキャッチフレーズです。

 

THEラブ人間はバンド名とキャッチフレーズだけでバンドの世界観に引き釣りこむことに成功していると思います。

②あなたの退屈はすべてmothercoatの責任と捉えています。

「mothercoat」

このキャッチフレーズはあえてハードルをあげる好例です。

 

インディーズならではの「挑戦的態度」「実験精神」が垣間見れます。

ここじゃないけど、今なんだ。僕たちは、この胸の高鳴りを信じる。

「忘れらんねえよ」

忘れらんねえよのホームページのプロフィールの部分はこのキャッチフレーズと簡単なメンバー紹介のみ。

泥臭く、青臭い、古典的なロックの精神を想起させ、聞くものを熱い気持ちにさせてくれる。

 

そんな期待を持たせます。

そして、忘れらんねえよはしっかりその期待に答える音楽をやっていますよね。

キャッチフレーズをつくるコツ:期待と信頼を含ませよう

上記3つのキャッチフレーズに共通するのはまず、「音楽性を表している」こと。

そして、期待を煽り、それに対する答えを持っているということ。

 

それがバンドに対する信頼につながり、=ファンの獲得になります。

キャッチフレーズはファンの目線で考えることが大切なんだとわかります。

 

あなたは自分の音楽を聴いてファンにどんな気持ちになってほしいですか?

そしてその気持ちをもった人の、性別、年齢、環境はどんなものでしょうか?

 

その人たちが理解しやすい言葉を使って自分たちの音楽を短い言葉で表現してみてください。

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